こんにちは。離婚情報!運営者WEBライターのMAKOTOです。いざ離婚届を用意しようとしたとき、役所でもらう用紙の色や、自宅で印刷する場合のインクの色など、細かい決まりがあるのか気になりますよね。
「もし色が違って受理されなかったらどうしよう」と不安になる方も多いはずです。この記事では、離婚届の用紙や印刷の色に関するルール、受理されるための正しい書き方について、私の経験も踏まえて分かりやすく解説します。
- 離婚届の用紙の色には法的な決まりがないことを理解できる
- 自宅やコンビニで印刷する際の適切な設定やサイズがわかる
- 色が原因で受理されないケースと他の不備について学べる
- 離婚届をスムーズに受理してもらうための準備が整う
WEBライターMAKOTO離婚届の色や形式を気にするその慎重さ、とても大切です。人生の大きな決断だからこそ、手続きの不備でつまづきたくないですよね。用紙の色に関する不安は、この記事でサクッと解消してしまいましょう。一つずつ疑問をクリアにしていけば、手続きへの不安も少しずつ軽くなりますよ。
離婚届は何色がいい?用紙の色の決まり


離婚届を手にする機会なんて人生でそう何度もあることではありませんから、「正式な書類だから特定の色じゃないとダメなのかな?」と疑問に思うのは当然のことです。ここでは、用紙自体の色や、印刷に関する基本的なルールについて見ていきましょう。
離婚届の用紙の色に法的な指定はない
結論から言うと、離婚届の用紙の色に法的な指定はありません。 戸籍法などの法律を見ても、「白色でなければならない」とか「クリーム色であるべき」といった規定は存在しないのです。基本的には、文字がはっきりと読み取れて、長期間の保存に耐えうる紙質であれば、何色の紙であっても受理されるのが原則です。
私たちが普段目にする書類は白い紙が一般的ですが、再生紙のような少し灰色がかった紙や、クリーム色の紙でも問題ありません。 ただし、極端に色が濃い紙(例えば黒い画用紙など)だと、記入した文字が読めなくなってしまうため、常識的な範囲内の色を選ぶ必要があります。
豆知識: 文字の可読性が重要です。背景色が薄く、黒インクの文字とのコントラストがはっきりしていれば、ピンクや水色の紙でも理論上は有効とされています。
役所の離婚届は茶色や緑色が多い理由


役所の窓口で離婚届をもらうと、枠線が茶色だったり、全体的に緑色っぽい用紙だったりすることがありますよね。 「これが正式な色なんだ」と思いがちですが、実はこれにも深い意味はありません。
役所では、婚姻届や転出届など、膨大な種類の届出用紙を扱っています。 職員さんがパッと見て「これは離婚届だ」と区別しやすくするために、あえて色分けしているケースが多いのです。
また、再生紙を使用している自治体も多く、そのために茶色っぽく見えることもあります。 これらはあくまでその自治体の都合や仕様であり、「この色でなければならない」という全国共通のルールではないので安心してください。
離婚届をダウンロード印刷するなら白黒
最近は、役所に行かずにインターネットから離婚届をダウンロードして使う方も増えています。 この場合、自宅のプリンターで印刷することになりますが、「カラー印刷じゃないとダメ?」と迷う方もいるでしょう。
結論としては、白黒(モノクロ)印刷で全く問題ありません。 ダウンロード用のPDFファイル自体がカラーで作られている場合もありますが、それを白黒で出力しても、枠線や文字がきちんと読めれば法的な効力に変わりはありません。 わざわざカラーインクを消費する必要はないので、手軽な白黒印刷で準備を進めましょう。
コンビニで印刷する離婚届の色と紙質


自宅にプリンターがない場合、コンビニのマルチコピー機を利用するのも便利です。 コンビニで「ネットワークプリント」などを利用して離婚届を印刷すると、通常は白いコピー用紙(普通紙)に出力されます。
「役所の紙より薄い気がするけど大丈夫?」と心配になるかもしれませんが、コンビニのコピー用紙は書類として十分な品質を持っています。 紙の色も真っ白ですが、前述の通り色の指定はないので、そのまま提出して受理されます。 私も以前、役所の書類をコンビニで印刷したことがありますが、紙質で咎められたことは一度もありません。
離婚届はA3サイズなら何色でも有効か
色よりも圧倒的に重要なのが「サイズ」です。 離婚届は必ず「A3サイズ」で提出しなければなりません。
たとえ色が完璧な白で、内容が正確でも、A4サイズで印刷して提出すると受理されない可能性が高いです(A4を2枚貼り合わせるのも基本的にはNGとされることが多いです)。
自宅のプリンターがA4までしか対応していない場合は、A3対応のプリンターを使うか、コンビニ印刷を利用しましょう。 「A3サイズであること」さえ守れていれば、紙の色が多少違っていても、基本的には有効な書類として扱われます。
注意: A4で印刷してしまった場合は、拡大コピーでA3にする方法もありますが、文字がぼやけて読みにくくならないよう注意してください。



印刷設定やサイズ、紙質など、意外と気を使うポイントが多いですよね。でも、ここさえクリアすれば書類としての体裁は整います。「A3サイズ」と「読めること」。この2点さえ押さえておけば、色についてはそこまで神経質にならなくても大丈夫ですよ。
離婚届は何色でも受理されるか徹底解説


用紙の色に決まりがないことは分かりましたが、枠線の色やペンの色、さらにはデザインが入ったものはどうなのでしょうか?ここでは、さらに踏み込んで受理される条件を深掘りしていきます。
枠の色が違う離婚届でも問題なく提出
インターネット上には様々な形式の離婚届PDFが出回っています。 中には枠線がピンクだったり、青だったりするものもありますが、これらを使用しても問題なく提出できます。
重要なのは「枠の色」ではなく、「記載すべき事項(氏名、本籍、届出人の署名など)の欄がすべて揃っているか」です。 枠の色はあくまでデザインの一部とみなされるため、役所の審査基準には影響しません。 もし手元にある用紙の枠の色が役所のものと違っていても、気にせず記入を進めて大丈夫です。
デザイン付きの離婚届を利用する場合


最近は「デザイン離婚届」というものも存在します。 ご当地キャラクターが描かれていたり、綺麗な花柄があしらわれていたりするものです。 「こんな派手なものでも受理されるの?」と驚くかもしれませんが、これも基本的には受理されます。
ただし、条件があります。 「記入欄や文字にかからない位置にデザインがあること」です。 絵柄が邪魔をして文字が読めない状態だと、書類としての機能を果たさないため受理されません。 市販されているデザイン離婚届や、自治体が公式に配布しているものであれば、そのあたりは考慮されているので安心して使えます。
離婚届を書くペンの色や種類の注意点
用紙の色よりも気をつけなければならないのが、「記入するペンの色」です。 ここは非常に厳格なルールがあります。
必ず「黒のボールペン」または「黒の万年筆」を使用してください。 水性・油性は問いませんが、長期保存に耐えるインクである必要があります。 青や赤のインクは使用できません。 また、鉛筆やシャープペンシルのように消しゴムで消せる筆記具もNGです。
絶対にNGなペン: 「消せるボールペン(フリクションなど)」は絶対に使用しないでください。摩擦熱で文字が消えてしまう可能性があるため、重要書類には不向きであり、窓口で書き直しを求められます。
証人の署名も黒色のペンで書くのが基本


協議離婚の場合、証人2名の署名捺印が必要になります。 この証人の方にも、必ず黒のボールペンで書いてもらうようお願いしましょう。
自分たちが完璧に黒で書いていても、証人がたまたま持っていた青いペンや消せるボールペンで書いてしまうと、書類全体が不備となってしまいます。 お願いする際は、「黒のボールペンでお願いします」と一言添えるのがマナーであり、トラブル回避のコツです。
離婚届が受理されない色以外の不備
離婚届が受理されない原因は、用紙の色よりも「記載内容の不備」がほとんどです。 代表的な不備には以下のようなものがあります。
- 記入漏れ:本籍地や住所の番地などが抜けている。
- 印鑑の不鮮明:カスレていたり、二重に押されていたりする(※現在は押印義務が廃止され任意ですが、押す場合は鮮明に)。
- 訂正方法の間違い:修正液や修正テープを使っている(必ず二重線と訂正印で修正が必要)。
- 捨印がない:軽微な訂正があった場合に、捨印がないと受理されず呼び出されることがある。
用紙の色を気にするあまり、肝心の内容がおろそかにならないよう、最後にしっかりと見直しを行いましょう。
離婚 届 何 色についてよくあるご質問FAQ


ここでは、離婚届の色や作成に関して、よく検索される疑問にお答えします。
離婚届は何色か確認しプロに相談へ
ここまで、離婚届の色や印刷に関するルールを解説してきました。 用紙の色に決まりはなく、A3サイズで黒ボールペンを使って記入すれば、基本的には受理されることがお分かりいただけたかと思います。
ただ、離婚の手続きは「届出を出して終わり」ではありません。 財産分与、年金分割、親権、慰謝料など、決めるべきことは山積みです。 書類の形式的なことだけでなく、条件面で損をしないためにも、専門家の知恵を借りることが非常に重要です。
自分たちだけで悩まず、まずは弁護士や専門家のサポートを受けて、あなたの状況に合わせた最適な離婚条件を確認してみましょう。 無料相談や一括見積もりのようなサービスを活用することで、スムーズで後悔のない再スタートが切れるはずです。 一人で抱え込まず、プロの力を頼ってみてくださいね。



手続きが終われば、新しい人生のスタートです。用紙の色や書き方の悩みはここで解消して、これからの生活に目を向けていきましょう。専門家に相談することで、心の負担もずっと軽くなります。あなたの新しい一歩を、心から応援しています。


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