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外壁塗装は何年持つ?塗料の種類や寿命と塗り替え時期の目安

外壁塗装は何年持つ?塗料の種類や寿命と塗り替え時期の目安

こんにちは。外壁塗装情報!運営者WEBライターのMAKOTOです。

大切なマイホームも築年数が経つにつれて汚れや傷みが気になってきますよね。特に一番外側で家を守ってくれている外壁は、雨風や紫外線にさらされて日々ダメージを受けています。

「そろそろ塗り替えかな?」と思っても、外壁塗装は何年持つのか、どのタイミングでやるべきなのか分からず悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

実は塗装の寿命は塗料の種類や環境によって大きく変わるんです。適当な時期にやると無駄な出費になってしまうことも。この記事では、外壁塗装の耐用年数に関する疑問を解消し、将来的なメンテナンスコストを抑えるための賢い知識をお伝えします。

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この記事のポイント
  • 塗料の種類ごとの具体的な耐用年数と特徴
  • 自宅の外壁が塗り替え時期かどうかのセルフチェック方法
  • 長期的な視点でコストを抑えるための塗料選びのコツ
  • 失敗しないための業者選びと一括見積もりの活用法
WEBライターMAKOTO

初めての外壁塗装だと、「結局何年持つの?」と不安になりますよね。私も最初は分からず、目先の安さだけで塗料を選ぼうとしていました。でも、本当に大事なのは「次の塗り替えまでの期間」をどう設計するかだと気付きました。ライフプランに合わせて、最適な寿命の塗料を選ぶことが、結果的に家計を助けることにつながりますよ。

目次

外壁塗装は何年持つ?塗料と環境で決まる

外壁塗装は何年持つ?塗料と環境で決まる

「外壁塗装って一度やったらずっと持つの?」という疑問を持つ方もいますが、残念ながら塗装には必ず寿命があります。ただ、その期間は一律ではなく、使う塗料のグレードや家の立地環境によって5年でダメになることもあれば、20年以上持つこともあるんです。

塗料の種類と耐用年数の一覧

外壁塗装の持ちを左右する一番大きな要因は、塗料に含まれる樹脂の種類です。一般的に価格が高い塗料ほど耐久性が高く、長持ちする傾向にあります。ここでは主な塗料の種類と目安となる耐用年数を整理してみました。

塗料グレード耐用年数(目安)特徴・コスト感
アクリル5~8年安価だが紫外線に弱く、塗り替え頻度が高い。
ウレタン7~10年柔らかく密着性が高いが、変色しやすい。
シリコン10~13年【現在の主流】価格と耐久性のバランスが良い。
ラジカル制御12~15年シリコンと同価格帯でワンランク上の耐久性。
フッ素15~20年高耐久で汚れに強い。初期費用は高め。
無機15~25年最高クラスの耐久性。紫外線で劣化しにくい。

このように、選ぶ塗料によって倍以上の差が出ることが分かりますね。「何年持つか」は、まさに最初の塗料選びで決まると言っても過言ではありません。

シリコンやフッ素など塗料比較

シリコンやフッ素など塗料比較

では、具体的にどの塗料を選べばいいのでしょうか。それぞれの特徴をもう少し深掘りしてみましょう。

まず、現在最も多く選ばれているのがシリコン塗料です。「迷ったらシリコン」と言われるほどコストパフォーマンスに優れていて、日本の住宅のスタンダードになっています。10年以上は持つので、子育て世代のマイホームなどでも採用しやすいですね。

一方で、最近注目されているのがラジカル制御型塗料です。これは新しい技術で、シリコンとほぼ同じ価格なのに、シリコンよりも紫外線に強いという特徴があります。これから塗るなら、シリコンよりもこちらがお得かもしれません。

そして、予算に余裕があるならフッ素塗料や無機塗料がおすすめです。初期費用は高くなりますが、塗り替えの回数を減らせるので、長く住み続けるならトータルの手間とコストを削減できます。東京スカイツリーなどの大型建築物にも使われている実績があるんですよ。

サイディングやモルタルの寿命

「塗料さえ良ければ大丈夫」と思いがちですが、実は塗られる側、つまり外壁材(基材)の状態も重要です。

外壁材ごとの注意点

  • サイディング(板状の壁):
    壁自体の寿命は30年以上ですが、継ぎ目の「コーキング(シーリング)」は7~10年で劣化します。ここが切れると雨水が入って壁が反り返ってしまうことも。
  • モルタル(塗り壁):
    乾燥や地震で「クラック(ひび割れ)」が起きやすいのが特徴です。小さなひび割れならまだしも、大きなひび割れは構造に関わるので早めのケアが必要です。

いくら高級なフッ素塗料を塗っても、下地のコーキングが先に切れてしまったら、そこから水が入って意味がなくなってしまいます。サイディングの場合は、塗料の寿命とコーキングの寿命を合わせるのが賢い戦略ですね。

塩害など環境による寿命の違い

塩害など環境による寿命の違い

「カタログには15年って書いてあったのに、10年でボロボロになった…」というケース、実は少なくありません。これは立地環境が大きく影響しています。

特に注意したいのが、海の近くの塩害地域です。潮風に含まれる塩分は、想像以上に建物を傷めます。通常よりも3~5年ほど寿命が短くなる感覚ですね。この場合、ただのシリコンではなく、耐塩害性に優れたフッ素や無機塗料を選ばないと、あっという間にサビや劣化が進んでしまいます。

また、北海道や東北などの寒冷地では、壁に染み込んだ水分が凍って膨張し、壁を破壊する「凍害」のリスクもあります。地域に合った塗料選びは、地元の事情に詳しいプロに相談するのが一番安心かなと思います。

チョーキングなど劣化のサイン

「うちはまだ大丈夫かな?」と思ったら、天気の良い日に外壁を触ってみてください。これが一番簡単なセルフチェックです。

もし手に白い粉がついたら、それは「チョーキング現象(白亜化)」といって、塗料の防水機能が寿命を迎えているサインです。顔料が粉状になって浮き出てしまっている状態なんですね。

他にも、以下のような症状があったら要注意です。

  • ひび割れ(クラック): 幅0.3mm以上のものは雨水が侵入するリスク大。
  • カビや藻の発生: 壁が常に湿っていて、防水性が切れています。
  • 塗装の剥がれ・膨れ: すでに水が回っている可能性があり、緊急性が高いです。
WEBライターMAKOTO

劣化サインを見つけたとき、焦って訪問販売に頼りそうになりますが、それは禁物です。私が見た現場でも、不安に付け込まれて慌てて契約し、後悔しているケースがありました。チョーキングが出たからといって、今日明日に家が崩れるわけではありません。まずは冷静に観察し、信頼できる情報を集めることから始めましょう。

外壁塗装は何年持つか把握し費用を最適化

外壁塗装は何年持つか把握し費用を最適化

外壁塗装は決して安い買い物ではありません。だからこそ、「何年持つか」をしっかり把握して、無駄のない投資をしたいですよね。ここでは、経済的な視点から塗装について考えてみましょう。

30坪の費用相場と足場の節約

一般的な30坪の2階建て住宅の場合、外壁塗装の費用相場はだいたい80万円~120万円くらいと言われています。この金額、結構大きいですよね。

実はこの費用のうち、約20%にあたる15万~25万円くらいは「足場代」なんです。足場はどんな塗料を使っても必ずかかります。

「足場のパラドックス」にご注意!

安いアクリル塗料(寿命5年)を使って30年間で4回塗り替えると、足場代だけで4回分(約80万円)かかります。
逆に高いフッ素塗料(寿命15年)なら、30年間で2回で済み、足場代は2回分(約40万円)。
結果的に、1回の工事費が高くても、長持ちする塗料の方がトータルコストは安くなることが多いんです。

長く住む予定なら、目先の安さよりも「足場を組む回数を減らす」ことを意識するのが、賢い節約術かなと思います。

自分で塗装するDIYのリスク

自分で塗装するDIYのリスク

「自分で塗れば安く済むんじゃない?」と考えるDIY好きの方もいるかもしれません。ホームセンターに行けば塗料も売っていますしね。でも、外壁塗装に関してはDIYは強くおすすめしません。

最大の理由は危険すぎるからです。2階部分の作業は足場なしでは非常に危険で、転落事故のリスクがあります。また、プロが高圧洗浄機で徹底的に汚れを落とし、下地処理をしてから塗るのに対し、素人がそのまま塗ってもすぐに剥がれてきてしまいます。

「苦労して塗ったのに半年で剥がれた…」なんてことになったら、補修費用でかえって高くついてしまいます。餅は餅屋、塗装はプロに任せるのが安全で確実です。

築10年が塗り替えの目安時期

一般的に、新築から初めての塗り替え目安は「築10年」と言われています。これは、新築時に使われている標準的な塗料やシーリングの寿命がおおよそそのくらいだからです。

もちろん環境によって前後はしますが、築10年を過ぎて何もメンテナンスをしていない場合は、一度専門家に点検してもらった方が良いでしょう。早めに見つかれば、簡単な補修と塗装だけで済み、大掛かりなリフォームを避けられます。

失敗しない優良業者の選び方

失敗しない優良業者の選び方

いざ塗装をしようと思っても、業者選びが一番の悩みどころですよね。残念ながら、リフォーム業界には悪徳業者も少なからず存在します。

こんな業者は要注意!

  • 「近くで工事をするので足場代を無料にします」と突然訪問してくる。
  • 「今すぐやらないと家が潰れます」と不安を煽る。
  • 見積もりからいきなり数十万円も値引きをする。

優良業者は、しっかりとした診断(ビデオや写真)に基づいて見積もりを出してくれますし、メリットだけでなくデメリットも説明してくれます。資格(一級塗装技能士など)や許可証の有無も確認ポイントですね。

優良業者を見極めるなら、複数社の比較が必須です。
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外壁塗装についてよくあるご質問FAQ

ここでは、外壁塗装を検討し始めた方がよく疑問に思うポイントをQ&A形式でまとめました。

外壁塗装の耐用年数を過ぎるとどうなりますか?

防水機能が失われ、雨水が建物内部に浸入しやすくなります。そのまま放置すると、柱や土台が腐食し、シロアリ被害や雨漏りの原因になるため、早めの対処が家の寿命を守ります。

塗装工事を行うのに最適な季節はいつですか?

気候が安定している春(3〜5月)や秋(9〜11月)が人気です。ただ、現在は塗料の性能が向上しているため、梅雨や冬でも適切な管理を行えば問題なく施工可能です。

30坪の家で外壁塗装の費用相場はいくらですか?

シリコン塗料を使用した場合、総額で80〜100万円前後が一般的です。屋根塗装もセットにする場合や、劣化状況による補修費用の有無で金額は変動します。

外壁塗装は何年持つか一括見積もりで解決

外壁塗装は何年持つか一括見積もりで解決

ここまで、外壁塗装の耐用年数や塗料の種類についてお話ししてきましたが、結局のところ「自分の家の場合はどうなのか?」を知るには、プロに見てもらうのが一番早くて確実です。

外壁塗装は何年持つかという疑問への答えは、家の状態によって一軒一軒違います。だからこそ、1社だけで決めずに、複数の業者の意見を聞くことが重要です。

一括見積もりサービスを利用すれば、地元の優良業者からまとめて見積もりを取ることができます。「A社はシリコンで提案してくれたけど、B社はフッ素を勧めてくれた」というように、提案内容を比較することで、我が家に最適なプランが見えてきます。

適正価格を知るためにも、まずは相見積もりを取って、じっくり比較検討することから始めてみてはいかがでしょうか。

WEBライターMAKOTO

結局、信頼できる業者に出会えるかが外壁塗装の成功のカギです。一括見積もりを使えば、価格だけでなく「担当者の対応の良さ」や「説明の分かりやすさ」も比較できます。大切な資産であるマイホームのことなので、決して焦らず、自分が納得できるまでプロの話を聞いてみることをおすすめします。

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この記事を書いた人

不動産・相続・終活・リフォーム・外壁塗装など専門性の高いテーマから、暮らし・家事・お金・旅行・役所手続きまで、生活に密着した分野を幅広く執筆するWEBライターです。

不動産業界で約15年以上、売買・賃貸・相続・管理・住宅ローン・リフォーム工事などを経験し、宅地建物取引士・FP(AFP)・相続診断士・賃貸不動産経営管理士など関連資格を30種以上保有しています。

法律事務所・司法書士事務所・行政書士事務所での勤務やブログ監修の経験を活かし、専門記事を「わかりやすく・安心して読める形」にまとめることを大切にしています。

WordPressでの入稿やSEO記事制作にも対応しておりますので、暮らし・住まい・手続き・終活分野の執筆をご検討の方はお気軽にご相談ください。

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